フェンスの相場は一概には答えられない
住宅にフェンスを設置する場合、使用するフェンスの大きさや材質で購入費用が大きく変わります。
基本的に大きく、加工が難しい材質の物ほど高額化するので注意が必要です。
また、フェンスの設置面積が広ければそれだけ資材も多く使うことになるので購入費用も高くなります。
フェンスは既存の塀に取り付ける装飾目的の物と、地面で固定させる遮へい物としての用途を持つ物に大別されるので、用途別に最適な物を選ぶことが重要です。
加工が容易で大量生産ができるアルミ製の格子型フェンスの場合、高さ約60センチ、幅2メートルの装飾用で平均して2万円から５万円ほどになります。
開きがあるのはコーティング加工や塀に取り付ける際の補強作業に関する費用が加算されるためです。
遮へい物として設置するフェンスは丈が長くなるのでもう少し高額になります。
成人男性の背丈に近い約170センチの高さで幅が2メートルのアルミ製格子フェンスなら約5万円ほどです。
同じ条件で高級な金属だったり、希少性の高い高級木材を使用したウッドフェンスの場合は数倍の価格になります。
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業者さんによっては割引率も工事費も違う
フェンスの設置費用は外構工事の中でも高額化しやすい傾向がありますが、これは作業面積が広いのが一因です。
一般的な住宅の外構をすべてフェンスで囲む場合、その工事費は約30万円ほどかかります。
敷地が広くなればその分だけ設置工事を行う範囲も増えるので、工事費はさらに割高になる点を注意しなければいけません。
また、フェンスの設置工事には地盤を固める補強作業の費用も工事費として上乗せされます。
地盤が緩い場所では地盤固めの作業をフェンスの設置場所すべてで行う必要があるので、工事費が100万円を超えることも決して珍しくはありません。
フェンスを設置後に舗装を施すなど、安定性を増すための作業を行えば工事費はさらに嵩みます。
信頼できる業者さんに正しく見積してもらうのが一番
フェンス設置の工事費は作業面積や地盤固め作業の有無で変わりますが、それ以上に業者ごとの違いが大きく影響します。
同じ設置工事でも、業者によっては倍以上の違いになることもあるので注意が必要です。
工事費が高くなるのは作業に対する技術料や、使用する工具や車両のレンタル代を上乗せしているためです。
さらに作業に従事する人員が多いほど工事費が高くなる点も注意しなければいけません。
数人程度でできる作業に大人数を送り込んで工事費を高く請求する悪質な業者も稀に存在することから、フェンスの設置工事を依頼する際は必ず複数の業者に見積もりを出させて比較することを心がけます。
なるほど、じゃぁ、設置にかかる金額を見てみよう！と思う人へ
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エクステリアについてはあまり購入する頻度が高くないので、わからないことがたくさんあります。
ぜひ、複数社に見積もりを取って頂き、フェンスの強度や保証の有無、アフターフォローの内容含めてを比較検討して頂くのが良いかと思います。
そうすることで、外構やお庭工事を得意とする専門の業者からのアドバイスやアイデアがもらえるので、失敗するリスクも軽減できます。
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