カーポート・テラスに積もった雪を今から下そうとしている人
「うわー昨晩はえらいたくさん積もったなぁ。地面の雪はなんとかどけれそうだけど、テラスとかカーポートに積もった屋根の雪は手が届かなくて無理だ。。。あ、そうだ!じゃーっとホースで水をかけてカーポートの雪を溶かして落とせばいいんじゃん!」
←ダメー!カーポートの雪に水をかけては絶対ダメです!
ちょっと待って!正しいカーポートの「雪下ろし」知ってる?
ホースで雪に水をかけると、スポンジのように吸い込んでさらに重量が増します。荷重がかかるので倒壊の危険があります。絶対にやめましょう。
万一、ホースで水をかけて倒壊した場合、火災保険での補修はできない場合があります。
雪の対策が必要なときのカーポートやエクステリアの「正しい雪下ろし」の方法と積雪対策をご紹介します。
やるなよ、絶対にやるなよ、ホースで水なんかかけるんじゃねーぞ
フラグじゃないです。もしやろうとしてたらやめてください。
「水で溶かしてしまえ~」とカーポートに積もった雪に水をかけてしまうとスポンジのように水を吸収しかなりの雪の重量に重ねて水の重量がかかります。
カーポートは最低でも新雪20cmまでの強度を有しています。
ですが、積もっている雪にさらにホースなどで水を含ませてしまうとさらに重量が加算され、最悪の場合耐えれなくなってしまい倒壊の危険もあります。
ですので、ホースなどの水で雪を溶かしてカーポートの雪下ろしは大変危険ですので、絶対しないようにお願いします!
正しいカーポートの雪下ろしの方法は、ホウキなどで落とす
デッキブラシや箒などで雪を軽く落とすだけでも十分効果があります。
長いものなので壁に当ててしまったり、車に当ててしまったりしないよう取り扱いに注意しながらカーポート・テラスの雪下ろしをしてくださいね。
その時、全部を落とそうと思わずに屋根先や届く範囲だけでも大丈夫です。
家に、長い物ない場合はバスタオルのタオルに紐をつけて放り投げて、雪を引っ掛けるようにして落としてください。
何回もやらないといけないかもしれませんが、ミシミシ音を立てていたり、雪の加重でしなっている場合は、早めに対応した方が良いです。
万が一のことをかんがえて、屋根下から作業するのではなく、離れた場所から作業するようにしてください。
エクステリアメーカーからは三協アルミさんに雪落とし専用の棒が販売されていますので、背の高いカーポートやテラスなどをお取り付けの場合はぜひご活用下さい。
市販の雪おろしも代用ができますので、物置に1つ置いておくと安心です。
カーポート・テラスの雪下ろしの時、「落雪」にご注意を
特に雪が積もった次の日が晴れ時は注意してください。
不用意に屋根下にはいらずに、落雪にご注意をお願いします。
また雪下ろし作業するときにも別の個所からの落雪にもご注意ください。またご使用中、雪おろし作業中にカーポート・テラスに異音や変形など異常が発生した場合は、継続使用を避け、お取付いただいた工事店様・メーカー様へご連絡いただきますようよろしくお願い致します。
特に片流れカーポートには、ぜひ「サポート柱」の取り付けをお勧めします。